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Flight log~積丹岬ドローン空撮ロケハンから学んだこと

SkyEdgeのhappydroneです。さて、今回のフライトログは2017年6月5日。2017年7月に依頼を受けた空撮業務のためのロケハンとして積丹半島でPhantom4を飛行させた時のもの。

その時の感想を思い出しながら。。

北海道の宝〜積丹ブルーの世界

北海道の夏は短いです。25度を超える日が多くなるのは7月から8月の半ば頃まで。

この時期の海や山々の緑はとても綺麗です。

それ以前の晩春から初夏のさわりという時期の2017年6月5日。国土交通省の承認申請を取得。国定公園なので環境省にも確認作業を行い、積丹半島でロケハンを兼ねた空撮を行ってきました。天候は緑や海の青が映える晴れ。気温はほぼ平年並みの18℃。

風もほとんどなく、まさにドローン日和。この日は計3箇所で積丹の海〜Shakotan-Blueを撮影できました。

驚きの画質を再実感。Phantom4の4Kクオリティ

ほぼ風がない、まさに凪という海。晴れならではの海の青さはもちろんでしたが、凪の海の水面の動きを実に綺麗に捉えてくれたのが、Phantom4のカメラでした。

まさに積丹ブルーの世界は、素晴らしいの一言。

ドローンならではの視点、バードビューだからこそ見られる自然の美しさを実感できたフライトで、とても楽しい時間を過ごせました。

ここでも苦労した距離感と高度

DJI CAMPでDJIスペシャリストを取得し、国交省の承認・許可申請も取得して臨んだロケハン兼空撮。

DJI CAMP試験の際にも実感した距離感。実際に初めての場所で空撮をしてみて、その大切さを再認識させられました。

撮影しながら不安に感じたポイントをあげて見ましょう。

水面からの高度が読みづらい

ドローンの高度計は気圧センサーを使用しているせいか、この時の撮影では低高度で水面を飛行すると高度の変化が大きく、修正が必要になることが多々ありました。

その際に、一定の高さを維持できるよう修正をするわけですが、ドローンが遠くに行くほど、水面からの高度が実にわかりずらく感じられ、ちょっと苦戦。

これはこの時はまだ深く認識はしていなかったのですが、ドローンは遠く離れると高度が低く見える。と私には感じられるようです。

同じ高度を維持していても、遠くに行けば行くほど低く感じてしまうので、高度をあげないと不安に感じ高度を上げると、実は高度はほぼ一定だったというわけです。

またこの時が初めての海での低空飛行だったこともあり、墜とさないようにと気を使いすぎた面もあると思います。

他の方はどうかわかりませんが、私の場合、ドローンが遠く離れると高度が下がって見えることは、その後のフライト経験からも間違いないようです。

人によって見え方は変わるかもしれませんが、ドローンが自分から離れて行くと高度もわかりづらい、読みづらくなるということを再実感する経験でした。

岩からの高度が本当に保てているか

積丹エリアは岩場が多く、積丹岬などは海岸からすぐ近くに、いくつかの岩があります。

その岩の周辺を飛ばしている時にも、やはり岩からの高度がぶつからない高さに保てているかを慎重に確認しながら飛ばしました。

もちろん衝突は避けたいという思いはありましたが、先ほどの水面からの高度同様。障害物からどのぐらいの高度が保たれているか、ドローンが離れれば離れるほどわかりづらくなる。障害物上空を飛ばすなら、人の目は意外に信用できないということを、知っておいた方が良さそうです。

その後の空撮経験から、目視外飛行での注意点

承認申請を取得し、目視外飛行ができるようになると、空撮や業務でスマホやタブレット画面を見ながら飛ばすことが増えてくるかと思います。

その際に、注意した方が良いのは、障害物からの高度がどのぐらいの時に、どんな映像が撮れているかを確認した方が良いということです。

ドローンのカメラは広角なので、障害物と離れていても臨場感のある動画が撮影できます。ギリギリであればあるほど、その迫力が増すのは当然のことですが、墜落というリスクを避けるためには、目視で障害物からの高さを正確に把握しておくと良いと思います。

高度何メートルの時に、下の林がこんな風に映っている。その状態を目視内で確認し、林からどのぐらい高いところをドローンが飛んでいるかを確認する。これを事前に行うだけで、安全と臨場感のある映像を撮影という相反する要素を満たすことができます。

左右障害物との距離感

積丹岬での撮影では岩と岩の間をすり抜ける撮影をしました。この時に感じたのが飛行経路の左右に障害物がある時の距離感の難しさです。

そこに行く前は、確かに必要十分な幅があると感じていたのに、そこまで飛ばしてみると意外に狭く感じる。ということがありました。

車でいうところの車両感覚とでもいう感じでしょうか? すり抜けられると思ったが、意外に狭かった。あるいは広かったということが免許取立ての頃はあったことを思い出しました。

なので、最初はゆっくりと距離感を確かめつつ飛行させ、このルートで飛べば安全というのを確認してから飛行させました。

距離感まとめ

実はこの後に受けるJUIDA認定ライセンス取得コースで一番苦労したのが、この距離感といっても良いでしょう。

人間の目は7m以上先は、訓練なしには正確な距離を測ることができないと言われています。ドローンと障害物の距離感、自分からドローンの距離感はひたすら練習することによって身につけるしかないのです。

正面だけでなく、左右斜め前方、実際のドローンの高度などは、何度も飛ばし実体験から覚える。ドローンがどこにあっても正確な距離を推測できるようになると、実は正確な操作ができるようになるともいえます。

ドローンを目でみて距離や動きを正確に判断する感覚。これを磨くことが綺麗な動画を撮ったり、厳しい業務の中で正確かつ安全な飛行をさせることに繋がると思い、私も日々、鍛錬しております!

バードビューだからこそのプレゼント

この積丹半島での撮影で感じた、もう一つの素晴らしさは、ドローンならではのバードビューの素晴らしさです。

海岸からは見ることのできない景色、視点。鳥が空を飛んでいるように動きのあるドローンが捉える風景や情景。

これだからドローンでの空撮はやめられないと感じた撮影でした。

海岸からはそびえ立つ大きな岩の向こうにある景色。真上から見た透明度の高い水面など。積丹ブルーを満喫できた素晴らしい機会でした。

このロケハンで感じ、学んだこと

その他に再認識したことをまとめました。

意外にドローンは見失いやすい

メガネをかけた状態で1.5以上の視力がある恩恵もあるかもしれませんが、ドローンがまっすぐ飛んで行くような場面では、しっかりと注視していれば結構な距離でも見えました。

しかし、上昇しながら旋回や3次元での飛行をしていると

あれ。どこに。。ということが何度かありました。ちょっと戻してみて再発見ということが数度。。。

この時の承認申請では、まだ目視外を取得していませんでしたので、目視内での飛行を行なっていましたので、なおさら焦ることに。。。という状況でした。

空撮は実に丁寧な操作、そしてカット数が求められる

空撮の魅力は、まっすぐに飛行させるだけでも十分に感じられますが、より非日常の映像を求めて行くと、3次元的な動きがあると良いのはいうまでもありません。

水面に迫ってくる映像や、旋回しながら下降などなど、できるようになると、まさに鳥が見ているその世界を体験してもらえる映像が撮れるわけです。

その際にとても大切な要素の一つが丁寧な操作です。スピード感のある映像もありですが、自然な速度で旋回しながら下降して行くと、また違う被写体が迫ってくる。といった映像を撮るにはドローンがスムーズな動きをする必要があります。

この撮影の時も意識してスムーズに撮ったつもりが、実際に戻って再生して見ると、旋回の速度が速かったり、ジンバルの動作とドローンの動きのバランスが取れていなかったりしました。

操作自体をスムーズに意識しつつ空撮するとともに、決めたシーンを何カットも撮影することが必須だと再認識。

移動も含め4時間程度の強行スケジュールだったり、バッテリーの本数が不足するなど準備不足もあったのですが、「納得できる映像が撮れるまで撮り続けること」を学んだロケハン撮影でした。

とはいえ、天候が厳しかったりすると思ったような絵は取れないことはあります。

特に風が強い日は、いくら丁寧に操作をしてもスムーズな動画の撮影は難しいということも、この後の空撮業務で実感しています。

何れにしても、とても学びと感動の多い撮影で、とても良い機会になりました。

撮影も編集も決して褒められたものではないですが、作品集の中にこの時の映像をアップしていますので、よろしければご覧になってください。積丹ブルー4K

2017年6月5日 総飛行回数6回 総フライト時間 1時間半 使用ドローン DJI Phantom4

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